効果的なチャート検証とは

「チャート検証」

みなさんはこの言葉を聞いてどのような事が思い浮かぶでしょうか?チャート検証とはどのような目的で何故やるのか?これをしっかり意識して検証しないと多くの時間を無駄に費やすかもしれません。

「私はチャート検証に○○時間費やしました!!」「僕はチャートを○○枚印刷して検証しました!!」

確かに多くの時間を費やして多くの枚数を検証することは大変だと思いますし、この作業をコツコツ出来る方は我慢強さを兼ね備えていると思います。

しかし、せっかくこれだけのことをしても、振り返ってみると何が残ったのだろう?となってしまっている方が多くいるのも事実です。なぜこのような事になってしまうのでしょうか?同じ時間を費やすのならば、自分の血肉となり実践にしっかりと活かせるような検証をしたいものです。

効果的な検証とは?

では一体検証とはどのように行えば効果的なものとなるのでしょうか?これについては"目的意識を持つ"という事が非常に重要になってきます。

先ほどお話しした後に何も残っていない方というのは、この"目的意識"が薄く時間や数に気をとられてしまいがちです。

"目的意識を持つ"といってもその目的は様々です。この検証は「どのような相場の動き」に対して「どのようにトレードを繰り返し」たとしたら「どのような結果がでていたのか?」というように自分のやりたい事をしっかりと検証出来るかがキーポイントになってきます。

ここでチャート検証をする際に重要な事がもう一つあります。それは"再現性のある検証"をすることです。チャート検証というのは当然の事ながら過去の結果が出ているものに対して行うものです。つまりすでにどのように動くのかが答えとしてわかっているものだという事です。

これは非常によく見られる傾向なのですが、"自分の都合のよい結果になるケースだけを見てしまう"というものです。「今日はこれを検証しよう!」と決めたはずなのに、なぜか勝てるポイントばかりを見てしまってしまいます。そして、そのようなポイントばかりを見ていて検証するので勝率や結果がとてもいいものが出ます。

「よし!これは最高の結果が出たぞ!明日から楽しみだ!!」

などと思っていたのに、いざリアルトレードでしてみると思うような結果が出ない・・・
なぜだ、なぜだろう・・・となってしまいます。

先ほどもいいましたが検証するときにはしっかりと勝つ部分・負ける部分の両方を検証してこそ実際に使えるのかどうかを判断出来、再現性も生まれるものです。これをしないで勝てるようなところだけをピックアップすればせっかく費やした時間が無駄に終わります。

過去のチャートで答えがあるとはいえ、より実践をイメージしながら、丁寧に検証する事が大切です。そうして出した結果によって自分の基準が使えるものなのかどうかがやっと判断出来るのです。また、そうした検証によって自信が生まれてくるのです。

これらをしっかりと頭に入れながら検証する事でより効率のよい検証が出来るといえます。

検証の一例

では、実際にどのような検証例があるのでしょうか?一つ例をあげて見て行きたいと思います。

相場の状態にはトレンドやレンジなどの状態があり、それぞれによって立てる戦略も変わってきますが、私達が推奨するトレンドフォローについて考えてみましょう。

検証期間:○年○月~○年○月
検証内容:長期足トレンド発生時における短期足トレンドフォローについて
設定:長期足=1時間足 短期足=15分足・5分足
エントリー:第1押し目・戻り売り候補ゾーンで1回目のエントリー
       最終ゾーンで2回目のエントリー(ナンピン)
ロスカット:最終ゾーン割れ
エグジット:直近高値・安値

これはほんの一例ですが、このような設定で過去チャートでの検証を繰り返します。そしてそこから出た出現回数や勝率・獲得pips数などからこの戦略が使えるのか使えないのかを導き出します。

しっかりと丁寧に繰り返していけばその戦略に対してトータルでプラスになっていくという自信も出てきますし、どのような動きの時に負けやすいのか?といった相場の動きに対する感覚も磨かれていきます。

このページのトップへ


HOME »  効果的なチャート検証とは